ニュージーランドのワイン産地
ここでは新世界ニュージーランドのワイン産地を10のエリアに分けてご紹介します。気候や地形が違うそのエリアでは、さまざまな良質の品種が栽培されています。


ここでは新世界ニュージーランドのワイン産地を10のエリアに分けてご紹介します。気候や地形が違うそのエリアでは、さまざまな良質の品種が栽培されています。

カイタイア、ケリケリ、ファンガレイなどの地域。国内で初めてブドウの木が植えられたエリア。最も温暖なエリアとあって、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネの3品種がほとんどを占めています。
クメウ、ヘンダーソン、マタカナ、クリーヴドン、ワイヘキ島などの地域。これらのエリアでは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、カベルネ・フランなどが栽培されています。ニュージーランド国内の大手ワインメーカー、ワイナリーが点在しているのが特徴です。 このエリアではボルドースタイルの赤ワインも造られています。西オークランド地区ではギズボーン、ホークス・ベイ、マールボロからぶどうを購入、醸造しているワイナリーもあります。
ハミルトン、オハウポ、タウランガなどの地域。最近のワインブームにより、空いた小さな土地にブドウを植えるワイナリーが増えています。シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ソーヴィニヨン・ブランがこれらのエリアでの3大品種です。他の地方に比べ湿度が高いエリアでもあります。ワイカトではシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの辛口タイプや貴腐ワインも造られています。ベイ・オブ・プレンティ ではギズボーン、ホークス・ベイのぶどうを加えてワインを造ることもあります。
ギズボーンなどの地域。古くからワインの栽培を行っており、国内のシャルドネ種が3割以上占めています。そのことからニュージーランドにおけるシャルドネの都市とたとえられるほどです。気軽に飲めるタイプのシャルドネが多く、樽を使ったタイプとアンオークドと呼ばれる樽を使わないタイプと2種類造っているところが多いです。
ネイピア、ヘイスティングスなどの地域。国内で2番目にワイン生産量が多いエリア。このエリアは、現存する国内最古のワイナリー、 Mission Vineyardsがあることでも有名です。いろいろな地形に、土のタイプ、さらには、年間の日照時間が長く気候が温暖なこともあって、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネなどの白ワイン用以外にもカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、シラーなど多品種が栽培されています。
ウエリントンから丘陵地を越えた所にあるワイララパ、マーティンボロなどの地域。このエリア初のワインは1984年産と、国内でも比較的新しい。ピノ・ノワールが一番多く、ソーヴィニヨン・ブランが続きます。
ネルソン、モトゥエカなどの地域。シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ピノ・ノワールが8割以上を占めています。日照時間がマールボロに続いて長く、温暖で降雨量も適度な穏やかな気候がワイン造りに適しています。
ブレナムなどの地域。ニュージーランドワインブームの火付け役ソーヴィニヨン・ブランを生んだ国内最大の産地。ソーヴィニヨン・ブランに続いて、シャルドネ、リースリング、ピノ・ノワールの生産量も多く、全国のワイナリーへの出荷量も急増しています。シャルドネとピノ・ノワールから造られる瓶内二次醗酵によるスパークリングワインとリースリングの遅摘みの貴腐ワインも国際的評価は高い。
クライストチャーチ、ワイパラ、アカロアなどの地域。長く乾いた夏、豊富な日照時間と涼しい気候が特徴のエリアです。クライストチャーチとワイパラといった平原地帯でおもに栽培しています。シャルドネ、ピノ・ノワールが多く、あわせるとの6割くらいになります。続いてリースリング、ソーヴィニヨン・ブランとなります。シャルドネとピノ・ノワールから造られる瓶内二次醗酵によるスパークリングワインもあります。ワイナリーの中にはマールボロのブドウも使用しています。
クイーンズタウン、ワナカ、クロムウェルなどの地域。世界で最も南に位置するワイン産地です。ピノ・ノワールが一番人気でシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングが続きます。
