ワインの分類
ワインは色や造り方によって、いろいろな種類に分かれます。

ワインは色や造り方によって、いろいろな種類に分かれます。
ワインの多くはこのタイプでスティルワインとは、発酵とともに生まれる炭酸ガスを除いたワインのことです。
静かで泡が立たないところから「スティルワイン」と呼ばれています。
おおくはアルコール分9~14度のもの。色によって、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインに分類され、甘口から辛口までいろいろなタイプがあります。
発酵により果皮や種子から赤い色素とタンニンと呼ばれる渋みが生まれますが、この色素中に、心臓病予防に役立つという、ポリフェノールが入っているわけです。
ほとんどの場合は辛口で、深いコクのあるタイプから軽いタイプまで、味わいはさまざまです。
色は熟成の度合いによって変化します。ボージョレ・ヌーヴォーに代表されるような、とても若いワインは「紫」がかっています。そして「ルビー」やいわゆる「ワインレッド」となり、次第に「褐色」へと変化していきます。
「肉料理には赤ワイン」とよく耳にしますが、赤ワインのタンニンの渋みは肉の脂肪の味わいを引き立ててくれます。さらに肉の脂肪分が赤ワインの渋みを和らげ、口当たりを柔らかくしてくれるといった相互作用があるのです。
果皮を取り除いてから発酵するので、黒いブドウからも白いブドウからも白ワインが造れます。
産地による違いは赤ワインと同じく、涼しい地方では比較的「明るい色」、暑い産地からは「濃い色」のワインができます。品種では、ヴィオニエ、セミヨン、ゲヴュルツトラミネールなどのワインは基本的に濃い色となります。 また、樽熟成を施されたワインは、色が濃くなります。
味わいは主に甘酸のバランスから成り、辛口から甘口まで、幅広い風味を楽しめます。
フランスでは昔から「生牡蠣にシャブリ」といったあわせ方についての言葉がありますが、それは白ワインの酸が持つ強い殺菌作用からきたあわせ方だといえます。
ロゼワインには赤ワインまでのタンニンが含まれていません。
一般的には辛口からやや甘口までありますが、白ワインのように冷やして飲むのがよいとされています。
スパークリング・ワインとは、発酵の際に生まれる炭酸ガスをワインの中にとどめた、泡のたつワインのことで、いろいろな製造があります。
3気圧以上のガス圧を持ったものには、フランス・シャンパーニュ地方のシャンパーニュ(Champagne)、ドイツのゼクト(Sekt)、イタリアのスプマンテ(Spumante)、スペインのカバ(Cava)などがあります。
また、それ以下のガス圧のワインは弱発泡性ワインと呼ばれてます。
シャンパーニュに使用出来るブドウ品種はピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3種類のみ。
シャルドネのみで造られるシャンパーニュは「ブラン・ド・ブラン」、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエのみで造られる白のシャンパーニュは「ブラン・ド・ノワール」と呼ばれています。
ロゼ・シャンパーニュを造るためには非常に労力を要することからロゼ・シャンパーニュは一般的には大変高価になります。
ブランデーなどの強いお酒を、発酵の途中に加えて、発酵を止め、甘味を残したり、発酵の終わりに加えて、安定性を高めるなど、特殊な方法で造られるワインです。
シェリー、ポート、マルサラなどがこの種類に含まれます。
一般的には辛口は食前に、甘口は食後によく飲まれます。スティルワインをベースに、香草やはちみつ、果汁などを加え、独特の風味を出したワインです。
アロマタイズド・ワインとも呼ばれています。
薬草を漬け込んだヴェルモット、松ヤニを漬け込んだレッチーナ、柑橘系のフルーツを漬け込んだサングリアなどは、すべて香りづけワインになります。
